フィギュアスケートで高得点を稼ぐジャンプの種類

フィギュアスケートでは、曲に合わせた演技を行い、大会では、複数の技を一回の演技の中に組み合わせて、技術の高さや表現力の高さで審判が点数をつけて審査します。
特にフィギュアスケートの中で大きな迫力となるのがジャンプで、難易度の高いものを成功させたり回転数が多いと高得点になります。
複数の種類があり、組み合わせや回転数で演技にバリエーションを加えます。
もっとも難しいジャンプがアクセルで、前向きに滑ってから飛び、1回転半の回転がシングルになります。
男子ではトリプルアクセルで点を稼ぎ、女子でトリプルアクセルが飛べる選手は殆どいません。
最も簡単なジャンプがトウループです。
右足で滑ってから左足のつま先を着いて飛びます。
男子スケートで4回転飛んでいるものはこのトウループによるものです。
ループは右足で滑った勢いで飛ぶもので、左足を付かずに飛んでいます。
他の種類とのコンビネーションでは、これらのトウループやループを組み合わせることが多いです。

フィギュアスケートの大きな得点源のジャンプ

フィギュアスケートの試合では、演技の構成や技術、表現を審査して点数をつけます。
ショートプログラムとフリープログラムがあり、それぞれの点数の合計点で順位が決まります。
ジャンプ、ステップ、スピンの技を組み入れて演技を構成していくのですが、大きな得点を稼ぐためには、難しいジャンプを演技に組み入れていきます。
ジャンプの種類は6種類ほどあり、飛んだ時の回転数やコンビネーションで点数を稼いでいきます。
回転数が多いほど点は高くなりますが、失敗して着氷してしまうと減点対象となります。
滑って行った右足を軸にして左足をついて飛ぶトウループや、左足内側のエッジで滑って飛ぶサルコウなどがあります。
トウループやサルコウは進行方向と同じ向きで飛ぶので比較的簡単なため、3回転以上飛ぶときに用いられることが多いです。
中でも1回転半の回転が必要なアクセルは最も難しい種類のもので、トリプルアクセルが飛べる選手はフィギュアスケートの大会で上位を狙いやすくなります。